沼津の駅周辺には様々なホテルがありますが、沼津駅南から徒歩10分ほどにある狩野川沿のリバーサイドホテルの入り口はシックかつゴージャスな雰囲気。清潔感があり上品で大きなホテルで結婚式場も併設されています。ここで結婚式をすると狩野川沿いのホテル敷地内で夜に花火をあげることができるプランもあるとか。
ホテル内に西洋レストラン「KEYAKI」日本料理「かの川」にカフェ&バー「river view」もあり、ゆっくりホテルライフを楽しめることができます。日本料理「かの川」の懐石料理をいただいたのですが、ビジネス利用で接待などにもぴったりではないかと思いました。
現在「KEYAKI」は朝食がメインで土日のみランチ営業、ディナーは完全予約制で「かの川」での提供となっているようです(詳しくはリバーサイドホテル公式ホームページでご確認ください)。
静岡県県民割「しずおか元気旅」利用でリバーサイドホテル1泊!季節懐石+朝食付プラン
沼津に引っ越してくる前からお気に入りのホテルだったので、今回は県民割「いまこそ!しずおか!!元気旅!!!」対象のプランで、富士山側コーナーダブルルーム1泊、日本料理「かの川」季節懐石料理の夕食と、西洋レストラン「KEYAKI」での朝食バイキングの2食が付いたプランを利用しました。
リバーサイドホテルの富士山側コーナーダブルルーム
富士山側”コーナーダブルルーム”の名の通り、11階の角部屋でした。
部屋の鍵はカードタイプではなく鍵で、部屋の灯はスイッチで点けるタイプです。ライトがオレンジ色で落ち着いた雰囲気にホッとします。当日は季節外れの蒸し暑さで冷房を付けたかったのですが、暖房しか選ぶことができなかったので窓を少し開けて過ごしました。11階なので虫が入ってくることもなく、エアコンより気持ちよかったです。





リバーサイドホテル11階からの景色
11階まであがるとまずエレベーターホールから狩野川と香貫山の景色を見ることができます。北側のコーナー部屋でしたが、その部屋の前からは晴れていたら富士山も見える沼津の街中の風景が一望できます。


リバーサイドホテル CAFE & ROUNGE BAR 「river view」でウェルカムドリンクをいただく
夕食の予約は18時からにしていたのでそれまでの間、プランについていたチケットでウェルカムドリンクをいただくことにしました。
フロントと同じ2階の狩野川向きに広い窓がある CAFE & ROUNGE BAR 「river view」へ。

窓側ではない席でも、広くスペースがとられていますので解放感があり、十分窓の外を風景を眺めることができます。狩野川、御成橋、香貫山が一望できるのでとても気持ちがいいです。
ウェルカムドリンクはソフトドリンクだけでなく、プレミアムモルツのビールや、ウィスキー、各種カクテル等から選ぶことができます。
カクテルの方が写真映えする?と思ったのですが、ビールの魅力に勝つことはできませんでした。かっつ丼はモスコミュールをいただき、心の中で「ぷは〜」と一息つくことができました。ちょっとアルコールが入ると、リラックスできますね。

リバーサイドホテル 日本料理「かの川」で季節懐石料理
いよいよ夕食タイムです。「river view」の隣にある日本料理「かの川」へ。
リバーサイドホテルの「かの川」では以前にラブライブ!サンシャイン!!とのコラボ企画「九つ星夢御膳」をいただいたことがあります。その時の記事はこちらです。
狩野川に向かって開放的な窓があり、日が暮れるとちょうどウクライナの国旗カラーにライトアップされた御成橋がよく見えました。この写真は食後にリバーサイドホテルの裏手に出て撮影したものです。

半個室のように区切られてはいますが、とても広々くつろげる空間のテーブルへ案内されました。テーブルに設置されたお箸やメニュー等を見るとわくわくしてきました。



- 楽盛り : 蛇籠サーモン、天豆、鴨燻製、数の子、蓬カルカン、うすい豆腐
- お椀 : 筍真丈、桜麩、青味
- 造り : 三種盛り、あしらえ一式
- 焼物 : さごし蕗味噌焼、胡桃うに松風、はじかみ
- 揚げ物 : こごみ、山独活、たらの芽、蕗の薹、筍、茄子、南瓜
- 鍋 : 鯛しゃぶ、水菜、白葱、うるい、松代、椎茸、豆腐、葛切り、人参
- 食事 : 香の物、留め椀
- 水菓子
楽盛り
その名の通り、楽しい盛り合わせ。見た目も美しい前菜が出てきました。内容は写真の右から「蛇籠サーモン、天豆、鴨燻製、数の子、蓬カルカン、うすい豆腐」です。蛇籠サーモンは名前だけでは想像がつかなかったのですが、ひと目見て分かりました。見た目も楽しめるのが懐石料理ならでは!うすい豆腐がピンク色で春らしく桜の香りがしました。蓬カルカンのヨモギ風味と相俟ってすっかり春爛漫気分です。

お椀
2品目はお吸い物で「筍真丈、桜麩、青味」が入っています。筍真丈はふんわりやわらかく、筍の風味もしっかり!3色の見た目も春らしく綺麗です。

造り
海を思わせる器に「かんぱち、マグロ、ホタテ」の三種盛りと薬味に大根と海藻のあしらえ一式。沼津港から仕入れたそうで、いずれもぷりぷり!素材と製造方法にもこだわったという御殿場のお醤油もまろやかです。


焼物
次は焼物として「さごし蕗(ふき)味噌焼、胡桃うに松風、はじかみ」です。はじかみ大好き!胡桃うにの松風焼きは胡桃の香ばしさにうにの香りがほんのりと合わさります。さごしの蕗味噌焼きは、春が旬のさごしをふんわり焼いてあり、蕗味噌がのっています。めずらしい蕗味噌は蕗らしい風味はあるものの、味噌との相性で苦味もなく、焼き魚にとてもよく合いました。

揚げ物
春らしく揚げ物の内容は「こごみ、山独活(やまうど)、たらの芽、蕗の薹、筍、茄子、南瓜」です。春になると食べたくなる山菜の天ぷらに、私のテンションはマックスでした。天ぷらに添えられているお塩は桜塩でほんのり桜の香り。


鍋
「鯛しゃぶ、水菜、白葱、うるい、松代、椎茸、豆腐、葛切り、人参」の具材です。
スタッフの方が「本日は季節外れに蒸し暑いので鍋は暑いと思うかもしれませんが・・」とおっしゃっていましたが、刺身としても食べれる鯛しゃぶのおいしさに何もかも吹き飛びます。何よりもそのお心遣いがうれしかったです。
チンゲンサイに似た青菜はうるい。山菜の一種で生のまま千切りにすると粘りが出でおいしいらしく、東北地方ではそのようによく食べられているとのことでした。そんな食べ方もしてみたいので「うるい」のことをしっかり覚えておきたいと思います!


食事
「香の物、留め椀」ご飯とお漬物です。尋ねられたので、鍋の時に一緒にいただきました。しじみのお味噌汁はしじみがたっぷりの赤だしでホッとするおいしさです。ご飯の上にのっているひじきのふりかけがおいしくて、忘れられません!

水菓子
デザートは水菓子、くだものです。いただいたのは「伊豆産のあまおう・静岡産茶のケーキ・キウイ」でした。あまおういちご、甘い中にとてもほんのりと酸味があり、とてもジューシーないちごでした。静雄岡産茶を使ったケーキも上品なお茶の風味にやさしい甘さのケーキで、販売されていないのかしらと思ってしまうほど!

リバーサイドホテル「KEYAKI」でのバイキング朝食
バイキングの朝食会場はフロントと同じ2階にある西洋レストラン「KEYAKI」です。あげつち商店街に面して大きな窓があるので明るく開放的な空間です。

コロナ禍もあり、入り口で検温・アルコール消毒・手袋着用(食事を取りにいったときに使う)配布され、飲食時以外はマスク着用を案内されます。
和洋食の豊富な種類につい食べ過ぎてしまうのが、バイキング。リバーサイドホテルのカレーはおいしいと聞いたことがあり、カレーは毎回いただいています!トッピングに温泉たまごのせてみたりできるのが、バイキングのいいところですね。





リバーサイドホテルで豪華夕食 日本料理「かの川」季節懐石とバイキング朝食付きプランで1泊してみて
日本料理「かの川」今回も懐石料理をいただき、改めてサービスもお料理も素敵なところだと思いました。なかなか自分で気軽に夕食というには敷居が高いですが、大事な場面や記念日、仕事で接待の場合などにはおすすめだと思います。
夜の狩野川の風景を見ながら、静かなバーで一杯というのも素敵ではないでしょうか。
ホテルのお部屋も清潔感がありアメニティも充実しています。ダブルベッドも2人でもゆったり使えました。空気清浄機もありますが窓も開けることができるので気持ちがいいです。
リバーサイドホテルのinstagramをフォローするとプレゼントもらえました
リバーサイドホテルの2階のあちらこちらにinstagramフォローするとプレゼントありという看板を見かけたので、早速フォローすると、リバーサイドホテル隣にある布澤呉服店で販売されている布巾・布製コースター・ハンカチなどから選べて1人1ついただくことができました。大事に使わせていただきます!


リバーサイドホテルは日本料理「かの川」での夕食付きがおすすめ!
instagramをみていると、おいしそうな写真ばかり!見ているだけで目の保養になります。
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