12月になるとすっかり街中でも増えてくるクリスマスの飾り。
今回はクリスマスシーズンに羊毛フェルトでサンタクロースを作ってみました。
サンタクロースのデザインもリアルなタイプからかわいい系のタイプまでさまざまあります。
羊毛フェルトでどんなサンタさんを作ろうかなと、まずは紙に描いてみました。
絵を描いてからそのイメージをベースに羊毛フェルトを丸めてチクチクしていきます。
紙にサンタクロースの絵を描いてみる
羊毛フェルトで何か作品を作る時には、どんな作品をつくろうかとイラストを描いてみると、イメージがしやすくなり、作品を作る時にも迷わなくて済みます。
イラストは上手に描く必要もなく、どんなサンタクロースにしようかな、丸い顔?細長い顔?髭は?帽子はどんな感じにしようかな?体とどうつなげようかな?
羊毛フェルトでサンタクロースを作る時に悩む点が事前に分かるので、最初にイラストを描いてみると、結果的に作りやすくなる気がします。
イラストはイメージで、作っている途中で多少アレンジすることもあります。
羊毛フェルトでサンタクロースを作る
紙に描いたサンタクロースの絵からイメージしたように羊毛フェルトで形を作っていきます。
羊毛フェルトでサンタクロースの顔と体のベースを作る
まずは顔から作ります。
描いた絵を見ながら少し下膨れになるように、芯をチクチク固めます。
芯ができたら肌色の羊毛フェルトでカバーするようにチクチク固めていきます。
肌色の羊毛フェルトは、ハマナカのフェルト羊毛ナチュラルブレンドハーブカラー 40g 【H440-008-811】を使用しています。
よく使うので容量が多い 40g 入りを常備しています。
次に体のベースを作ります。
顔とのバランスをみながら、芯を円筒形にチクチク固めていきます。
サンタクロースの赤い服で盛り付けるので、芯の部分は細めに作ります。
顔と体のベースができたら、顔と体をニードルで刺して繋げます。ニードルを斜めに刺すので、針が折れやすくなるため、気をつけて刺していきます。
ニードルで顔と体を刺して繋げるのは難しいな、怖いなといった場合は、手芸用ボンドで繋げます。
ボンドが羊毛フェルトからはみ出ると固くなってしまいます。
上からサンタクロースの服や髭をニードルで刺して作る際に、固まったボンドにニードルが当たってしまい、チクチク刺しにくいので、はみ出ないよう控えめにボンドをつけます。
羊毛フェルトでサンタクロースの髭・服・帽子をつける
羊毛フェルトのサンタクロースの顔と体のベースが繋がったら、サンタさんらしい髭や帽子で顔を、服で体を盛り付けていきます。
サンタクロースといえば、白い髭・髪の毛と、赤い帽子に赤い服、ポイントに黒を使いますので、顔の肌色以外は白、赤、黒の3色があれば十分です。
髭や髪の毛はカールさせたらかわいいかなと思ったものの、大仏様の螺髪みたいになりそうで、ふんわり仕上げることにしました。
目は 4mm と 4.5mm の刺し目を使用。ほっぺにピンク色をつけても表情が出ます。
今回使用した羊毛フェルトはこちらです(肌色は前述通り)。
・サンタクロースの髪の毛、髭、手:ハマナカ フェルト羊毛 白 ソリッド 50g 【H440-000-1】
・サンタクロースの服、帽子:ハマナカ フェルト羊毛 赤 ソリッド 50g 【H440-000-24】
・サンタクロースのベルト:ハマナカ フェルト羊毛 黒 ソリッド 50g 【H440-000-9】
羊毛フェルトのサンタクロースでクリスマス気分を
羊毛フェルトボールで作ったクリスマスツリーや雪だるまと一緒に飾ると、クリスマスっぽくなりました。
羊毛フェルトは見た目も温かみがあり、ちいさいクリスマスの飾りでほっこりします。
前回フェルトボールをベースに羊毛フェルトで作った雪だるまの記事は別にありますので、よかったら参考にご覧下さい。
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